シェルティの広場

シェルティ(シェットランド・シープドッグ)には「スタンダード(犬種標準)」と呼ばれる標準(犬種の特徴、サイズ、被毛など)が定められています。

よくわかるシェルティ(シェットランド・シープドッグ)
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シェルティ(シェットランド・シープドッグ)のスタンダード

純血種は人間が目的を持って創り上げた犬種ですので 各犬種ごとにスタンダードと呼ばれる標準が定められています。

ここでは、(社)日本コリークラブさんのご厚意によりシェルティの標準を紹介させていただきます。

前文

シェットランド・シープドッグは、コリーと同様に、スコットランド牧羊コリーの後えいである。 このコリーがシェットランド島にうつされ、同島の小型で利口な長毛種の犬と雑婚させられて、小型化したものである。

その後、しばしばコリーと雑婚させられた。現在、この犬種とラフコリーとの関係は、その大きさ及び一般的外観において、あたかもシェットランド・ポニーと普通の馬との関係ににている。

シェットランド・シープドッグとラフコリーとは、よくにているけれども注目すべき差異も存在する。

一般的特徴

シェットランド・シープドッグは、小型で敏捷で手ざわりのあらい長い被毛をもった作業犬である。健全で敏捷で頑健でなければならない。

外貌は、均整がとれており、いかなる部分も全体に対して、つりあいがとれていないようにみえてはならない。

牡は牡らしく、牝は牝らしくみえるべきである。

サイズ

シェットランド・シープドッグは体高33〜40.6cmでなければならない。

(注意) 体高は次のようにして計測される。肩甲骨の最も高い位置から、地面に対して垂直におろした線の高さをはかる。この時、犬は自然に立ち、前肢は計測線と平行でなければならない。

(失格) 体高が、以上の範囲にないものは、展覧会において失格となる。

被毛

被毛は二重被毛で、上毛は長いまっすぐな手触りのあらいもので、下毛は短く柔らかく、非常に密なために、被毛全体をたたせるようなものでなければならない。

顔面、耳の先端、足は、短毛である。頸の飾り毛は豊富で、牡の場合は、特に印象的である。前肢は、毛がふさふさとしており、後肢も同じく、ふさふさとしているが、飛節以下は短毛である。尾の被毛も、ふさふさとしていなければならない。

(注意) 耳、足、飛節の長い毛は、展覧会に出陳するときにはトリミングしても良い。

(欠点) 全体、または部分的に、被毛が短いこと。被毛がねていること。波打った毛。カールした毛。柔らかい、絹のような毛。下毛の不足。被毛の少ないもの。

毛色

黒、ブルーマール、セーブル(黄金色からマホガニー色まである)で、種々の程度に白、及び、またはタンの配色がある。

(欠点) 黒、またはブルーの毛色のさめたもの。褪色したセーブルや、あせたブルーのように色あせたり、褪色したもの。ブルーマールで黒の斑点のないもの、これは通常、褪色したトライカラーに見える。胴体にある、非常に目立つ白い斑。白色部が、体表面積の50%以上のものは特に大きく減点し席次を最下位とする。

(失格) ブリンドルの毛色。

気質

シェットランド・シープドッグは、主人に対して非常に忠実で、したしみやすく、敏感なものである。しかしながら、見知らぬ人に対しては、これらの性質を示さなくても良い。ただし、展覧会においてはこわがったり、すくんだりしてはならない。

(欠点) 内気なもの、臆病なもの、神経質、強情なもの、咬癖のあるもの、気の短いもの。

頭部

頭部は洗練されており、上または横からみて、その形は長い滑らかなくさびのように、耳から黒い鼻に欠けて次第に細くなっていなければならない。

頭蓋及び鼻梁

頭蓋の上面は平面をなしており、後頭骨は隆起してはならない。両頬も平面で滑らかで、適当にまるみをもった口吻に接続していなければならない。

頭蓋および口吻は等長で、その重心は眼の内側の角になければならない。側面から見て頭蓋の上部の線は口吻の上部の線に平行でなければならないが、はっきりとしたストップがあるために、頭蓋の上部の線は口吻の線よりやや上に位置することになる。

顎はすっきりとし力強いものでなければならない。深い十分発達した下顎は先端部では丸みを持ち、すなおに鼻鏡の下に達していなければならない。

唇はしっかりと閉じ、上下の唇が周囲全部でぴったりと合いしかも滑らかに適合していなければならない。

歯は歯並びが良く鋏のように噛み合っていなければならない。

(欠点) 二重角度の頭部、過度に目立つストップまたはストップのないもの。両目の下、間、上がふくらんでいるもの。後頭骨が隆起しているもの。丸い頭蓋。チーキー、スナイピー。幅と厚みの不足した短い、または薄い下顎。オーバーショット、またはアンダーショット。欠歯、または乱杭歯。口を閉じているときに歯の見えるもの。

眼は中等大の大きさで色が濃くアーモンドの形をした輪郭をしており、頭蓋にやや斜めについている。眼の色は濃い茶色をしていなければならない。ただし、ブルーマールの場合には黄色、または白色の眼でもよい。

(欠点) 色の薄いもの、丸いもの、過大、または過小のもの。瞬膜の目立つもの。

耳は小さく柔軟で頭蓋の上部についており、その四分の三を立て四分の一を前に垂らしている。休息したときには、耳を後ろにたたんで首の飾り毛の中にうずめている。

(欠点) 耳の位置の低いもの。ハウンド種のような耳。立ち耳。こうもりのような耳。ねじれた耳。耳朶の厚すぎるもの、または薄すぎるもの。

表情

頭部の輪郭のつくり、耳の形、位置、動き、眼の位置、形、色、これらのものが総合されて表情を形成する。通常、表情は生き生きとし優美で聡明で物問いたげな様子をしていなければならない。見知らぬ人に対しては、その両目は注意深くひかえめな表情を示さなければならないが、恐れた表情を示してはならない。

頸は筋肉質で湾曲し、頭を誇らしげに高く掲げるのに十分なだけの長さがなければならない。

(欠点) 頸の短すぎるもの、または太すぎるもの。

胴体

肩甲骨はき甲から肩甲関節に向かって、45度の角度にかたむいていなければならない。肩甲骨はき甲部で椎骨によりへだてられている。しかし、望ましい助張りが十分可能であるように、外方に向かって傾斜していなければならない。

上膊骨は肩甲骨に対して出来るだけ直角に接続していなければならない。

肘は地面からもき甲からも等間隔に位置していなければならない。

前膊はあらゆる方向から見て垂直で、筋肉に富み滑らかで丈夫な骨をもっていなければならない。

パスターンは強靱で柔軟性に富んでいなければならない。狼爪は除去してもさしつかえない。

(欠点) 肩甲骨と上膊骨のなす角度が不十分なもの。上膊骨の短すぎるもの。肩甲骨の外側への傾斜不足のもの。肩のゆるいもの。外偏または内偏した肘。曲がった肢。骨量不足。

足(前及び後)

足は卵円形で充実し、指はよく湾曲して互いに密接していなければならない。パッドは厚く強靱で、爪は固く丈夫でなければならない。

(欠点) 内側または外側に向いている足。広がった足。兎足。猫足。

後躯

腰はややアーチして尻は次第に傾斜して終わる。坐骨は脊推に対して30度の角度をとらなければならない。

大腿部は幅広く筋肉に富み、大腿骨は坐骨に垂直に接続しなければならない。これは肩甲骨と上膊骨の角度に相当する。

下腿骨は大腿骨に接続し、膝関節において明瞭な角度構成をしていなければならない。 下腿部全体の長さは少なくとも大腿骨の長さに等しく、むしろ幾分長いくらいが望ましい。

飛節関節はすっきりとし、良い角度で筋肉に富み丈夫な骨と強い靱帯で構成されていなければならない。 飛節は短くあらゆる方向からみて地面に垂直でなければならない。狼爪は除去すべきである。

(欠点) 尻がき甲部より高いもの。尻が丸みを持たず直線すぎるもの、または傾斜が急すぎるもの。大腿部の幅がせまいもの。カウホック。飛節の外偏。飛節関節の輪郭がはっきりしないもの。足の欠点については前躯の項と同じ。

尾は十分に長く後肢の外側にそって下げた場合に、尾骨の先端が飛節関節に達するものである。平静なとき尾は真っ直ぐに垂れるか、やや上向きの弧を描く。緊張したときは通常尾をあげるが、背の上にむかって弧を描いてはならない。

(欠点) 短い尾。先端のねじれた尾。

歩様

速歩の際の歩様は軽快で滑らかなものでなければならない。

跳ね飛ぶような歩様、ごつごつした歩様、高踏みの歩様、上下に身体のゆれる歩様は望ましくない。

推進力は後駆から出なければならない。全後駆の正しい角度、筋肉、靱帯によって正しく真っ直ぐな推進力が得られる。 このようにして、犬はその胴の下に後足を十分踏み込み身体を推進することができる。

前肢の踏み込みは前躯の正しい角度構成と筋肉、靱帯、さらに胸の正しい幅、および十分な肋張りによるものである。 肢が前方に振り出される際は、足は僅かに地表から離れる程度に上げられれば十分である。

正面からみると前肢も、後肢も並足の時はほとんど地面に垂直に前方に踏み出される。

ゆっくりとした速歩の時はやや内側に傾き、速い速歩になると足は身体の中心線に接近するために、足跡の描く平行線は実際には、その内側が犬の中心線に一致するに至るものである。 足は決して交叉してはならない。また体重を左右に移すような歩き方をしてはならない。

(欠点)滑らかでなく歩幅の狭い飛び跳ねるようなごつごつした歩様。体を上下にゆすりながらこきざみに歩くこと。体重を左右に移動平均をとる歩様(この歩様はよく踊るような歩様といって誉められるが、これは良くない歩様である。しかし子犬の場合にはさしつかえない。)ハクニーのように前肢を高く上げること。この歩様はスピードが減じエネルギーを無駄に消費する。側対歩。

失格条項

33〜40.6cmの範囲外の体高。ブリンドルの毛色。

<以上 日本コリークラブ発行「コリーとシェルティ」より引用>




シェルティの広場について

シェルティの広場とは、シェルティのみを専門にブリーディング(繁殖)している、 普通の家庭の小さな小さなケネルが運営しているサイトです。

■ 所在地 神奈川県厚木市

シェルティについて

シェルティ(シェットランド・シープドッグ Shetland Sheepdog)は、飼い主にとても従順で非常に賢い犬種ですので、家庭での「しつけ」もしやすく、 運動能力も極めて高いのでアジリティなどのドッグスポーツにも適しています。
そして、なによりも優しさが溢れた可愛らしい表情が魅力的です♪
(詳細は、「よくわかるシェルティ」をご参照下さい。)

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